thumbnail

高速表示&高セキュリティ!WordPress専用レンタルサーバーを徹底比較!

WordPressサイトのホスティングに特化したのが「WordPress専用サーバー」。その特徴とメリット・デメリット、サービスの比較をまとめました。

更新日: 2023.12.15公開日: 2022.2.15

編集ノート: SUBSQUでは、パートナーリンクからコミッションを得ています。コミッションが記事の意見や、サービスの評価に影響を与えることはありません。

なぜWordPress専用サーバーが良いのか?

サーバーの設定が不要

WordPressのインストールは慣れれば簡単ですが、初心者には難解です。

レンタルサーバーもWordPressの簡易インストール機能を用意していますが、WordPress専用サーバーならインストールという概念がないため、「サイト作成」というボタンをクリックするだけの圧倒的な手軽さには敵いません。

また、FTP機能がないため、自分で変なところをいじってしまい、サイトがエラーになってしまう心配もありません。

セキュリティが高いから

WordPress専用サーバーは、WordPressに特化したセキュリティ機能を搭載していることが多いので、WordPress特有の攻撃からサイトを守ることが出来ます。

サービスによっては、WordPressのバージョン管理などを全て運営側が行ってくれることもあり、脆弱性があった際にも勝手に対応してくれるので常にセキュリティが高い状態に保つことが出来ます。

動作が最適化されているから

WordPress専用サーバーはWordPressを高速表示するために、最初からプログラムやDBを最適化してあります。そのため、普通のレンタルサーバーよりも高速表示が可能なのです。

その分、レンタルサーバーと違ってサーバー設定の自由度がありませんが、ここは高速表示&高いセキュリティとのトレードオフになっています。

契約する前に!WordPress専用サーバーのデメリットも知っておこう

WordPress意外は何も出来ない

WordPress専用サーバーはレンタルサーバーの一種ですが、レンタルサーバーと違ってWordPress意外は何も出来ないと言っても過言ではありません。

これは先ほど説明した「動作がWordPressに最適化されているから」というのが原因で、FTPなどでサイトを変更できないですし、WordPress以外のCMSを使うことも出来ません。

全てのWordPressサイトを高速表示出来るわけではない

一般用途のサイトであれば、高速表示出来ることが多いですが、WordPress専用サーバーがWordPressの表示に最適化されているからといって、あくまで共有レンタルサーバーですので、無限に高速できるわけではありません。当然ですが、性能に上限はあります。

例えば、動作が重くなるプラグインを大量に稼働させていたり、記事のバージョン履歴が大量にあるようなWordPressサイトは、動作がどうしても重くなってしまうこともあります。

また、毎日数十万人が訪問するような大規模サイトの場合、WordPress専用サーバーでも捌き切れない可能性もあります。

コスパが悪い場合もある

WordPress専用サーバーは、レンタルサーバーに「WordPressに最適化する」という付加サービスが追加したレンタルサーバーですので、同等スペックのレンタルサーバーよりも高額です。サービスによっては、VPSをレンタルした方がハイスペックでコスパが良いということもあります。

この辺りは、サーバー構築の知識の豊富さや、どれくらい管理にコストをかけられるかなどのバランスによるので、事前にしっかりとVPSやレンタルサーバーと料金比較をしておきましょう。

WordPress専用サーバーの比較

サブスク名初期費用月額費用(月払い)登録ドメイン数MySQL数月間転送量
カゴヤのWordPress専用サーバー¥0¥440〜11無制限
wpX Speed¥0¥1,320〜無制限無制限13.5TB〜
Z.com WP¥1,100¥440〜55450G〜
WordPress.com ホスティング¥0¥500〜11無制限

かつては10近くあったWordPress専用レンタルサーバーも、現在では4つのサービスとかなり減少しています。

1サイト運営ならコスパNo.1の「カゴヤのWordPress専用サーバー」

サーバーに収容するWordPressサイトが1つの場合は、初期費用がなく月額も440円からスタートできる「カゴヤのWordPress専用サーバー」がベストチョイスと言えます。

登録サイト数は1つしかありませんが、月間転送量が無制限など、制限事項を気にせずWordPressサイトを運営できます。

カゴヤのWordPress専用サーバーのサムネイル¥ 440公式サイト

カゴヤのWordPress専用サーバー

by カゴヤ・ジャパン

月額440円からスタート出来るハイコスパWordPress専用サーバー

月額440円からスタート出来るハイコスパWordPress専用サーバー

複数サイトを高速運用するなら「wpX Speed」

wpX Speedはサーバーのスペックごとにプランが分かれているクラウドに近い料金体系のWordPress専用サーバーです。全プランで登録ドメイン無制限、MySQL無制限で使うことができます。

VPSやクラウドサーバーのように、仮想CPUと仮想メモリを占有できるだけでなく、WordPress専用チューニングと高速SSDを搭載で、WordPressサイトを高速表示が可能です。

wpX Speedのサムネイル¥ 1,320公式サイト

wpX Speed

by エックスサーバー

WordPressの表示速度国内No.1をうたう、WordPress専用サーバー

WordPressの表示速度国内No.1をうたう、WordPress専用サーバー

低コストで数サイトを運営したいなら「Z.com WP」

1サイト前提のカゴヤのWordPress専用サーバーと、サイト数無制限のwpX Speedの中間にあたるのがZ.com WP。プランによって5サイト、10サイト、30サイトと収容可能数を選ぶことが出来、最安値440円からレンタルが可能。

「複数のWordPressサイトを持っているけど、なるべく安く高速表示したい」という場合に最適なWordPress専用レンタルサーバーです。

Z.com WPのサムネイル¥ 440公式サイト

Z.com WP

by GMOインターネット

価格と機能のバランスが良いWordPress専用サーバー

価格と機能のバランスが良いWordPress専用サーバー

この記事で紹介したサブスクサービス

「共有レンタルサーバー」の記事