クラウドストレージのサブスクサービス比較

サーバーのサブスクの1種類である「クラウドストレージ」について、様々な用途別に徹底比較します。

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クラウドストレージと何?

クラウドストレージのイメージ画像

「クラウド(雲)」「ストレージ(保存領域)」という意味で、オンライン上で写真や動画などのファイルを保存できるサービスです。通常のストレージは、PCやスマホの物理的なストレージにデータを保管しますが、クラウドストレージはサービス側が運営するサーバーに保管します。その意味では、クラウドストレージはレンタルサーバーの一種です。

かつては「クラウドストレージ = オンライン上の保存領域」という単一の役割を担うサービスでしたが、現在では、オフィススイートやファイル共有など様々なクラウドサービスの一つの機能という風に、役割が変化してきています。

クラウドストレージを使うメリットは?

クラウドストレージのメリットは、下記の3点です。

  1. 大容量保管
  2. 単一管理で「どこから、どの端末からでも」アクセス可能
  3. データ消失リスクを軽減

クラウドストレージは、TB単位で構成されている巨大サーバーのストレージを使うため、30TBと言った物理ストレージでは管理が大変な大容量のストレージを、ボタン一つで使うことが出来ます。

また、クラウドストレージはオンライン上にあるので、インターネット接続とアカウント情報さえあれば、どこからでも、どの端末からでもファイルにアクセス可能です。

データ消失リスクが非常に低いのもクラウドストレージのメリットの一つ。契約するサービスによって異なりますが、データが消失する可能性は概ね0.001%ほど。ほぼ消失することはないと思って良い確率です。

クラウドストレージのデメリットは?

メリットばかりのように思えるクラウドストレージですが、デメリットもあります。

  1. 物理ストレージよりも大幅に高い
  2. 常に料金を払う必要がある
  3. インターネットが繋がっていないと使えない
  4. データのやりとりに時間がかかる

まずコスト面では、クラウドストレージの料金は物理ストレージの概ね5〜8倍くらいの価格になります(ストレージ寿命を5年とした時)。さらに、サブスクサービスなので、データを保管し続けるには月額料金を払い続ける必要があります。

「インターネット」というのもクラウドストレージのデメリットの一つ。インターネットが接続できないとアクセスができないため、例えば飛行機に乗っている時などは、事前にPCやスマホにデータをダウンロードしておかないと、クラウドストレージ上のデータを開くことが出来ません。

また、大量、もしくは大容量のファイルをアップロード・ダウンロードするに時間がかかります。このあたりはクラウドストレージサービス側も工夫をしていますが、「パッと使いたい」という意味では物理ストレージには勝てません。

普通のレンタルサーバーとクラウドストレージは何が違う?

クラウドストレージはレンタルサーバーの一種と言いましたが、レンタルサーバーとの違いは「UI」と「保守性能」です。

クラウドストレージはファイルを管理するのに特化した、使いやすいUIを用意していますが、レンタルサーバーはあくまでサーバーのレンタルなので、ファイル操作性はあまり高くありません。

また、クラウドストレージは外部からのセキュリティや、ファイルのバージョニングなど「保守性能」が高いのが売りですが、普通のレンタルサーバーにはそうした機能はありません。

クラウドストレージのサブスク

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