CVRを高めるために必要なECカートASPのカスタマイズ機能まとめ

全て自社でデザイン・開発したカートではなく、ECカートASPが提供するカートは自由度がどうしても下がってしまいます。そんな中でも、CVRを高めるために必要なカスタマイズ機能をまとめました。

更新日: 2023.12.15公開日: 2022.4.26

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ECカートASPでカスタマイズ機能が重要なワケ

オリジナル感を統一できる

ECカートASPを使う場合、通販サイト自体は別に持っているケースも多いでしょう。

そうした場合、カートに入った瞬間にロゴが変わったり、色味が変わったりして、サイトの雰囲気が変わってしまうと、「あれ?別のサイトに飛ばされた?」となって、不審に思ったユーザーは購入しないため、CVRが下がります。

ECサイトは実際にお金を払ってもらうサービスなので、お金を払ってもらう以上、ユーザーの不信感をなるべく0に近づける努力がCVRアップには必要です。

だから、ECカートASPでカスタマイズ機能が重要になるのです。

特殊なフローに対応できる

ECカートASPは、考えられる多くのフローを想定してシステムを組んでいますが、それでもECサイトにはイレギューがつきもの。

例えば、カートインから注文確定まで5ページ遷移があるカートと、3ページ遷移で済むサイトなら、後者の方がCVRは高くなるでしょう。

また、気象条件などで発送をしてもお届け遅延が起こっているときには、カート画面に「(地震や台風などの影響で)お届けが遅れています」などの注意文言を入れたいことでしょう。

もしくは、Amazonなどのようにカートにアイテムを入れたら、似たアイテムや一緒に飼われることが多いアイテムを表示して、併売導線を作りたいかもしれません。リピーターを増やすために、「メルマガ登録したら100ポイントプレゼント」などの企画をやりたいかもしれません。

こうした特殊なフローに対応できるかどうかは、ユーザー満足度や売上に直結します。

契約する際にチェックしたいカスタマイズポイント

見た目のカスタマイズ

まずはオリジナリティの統一感を出すための見た目のカスタマイズをチェックしましょう。

最重要ポイントは、

  1. オリジナルロゴの使用
  2. URLに独自ドメイン
  3. カラーの調整

の3つです。Amazon PayやPaypalのように、「大手のロゴが出ることがCVRを改善する」場合を除いて、これらのカスタマイズが出来ないECカートASPは避けた方が無難です。

顧客とのコンタクトポイントのカスタマイズ

次に重要視したいのが顧客とのコンタクトポイントを以下に自由にできるか。

ECサイトでは、

  1. 受注するまで
  2. 受注したあと
  3. 納品したあと

の3つのコンタクトポイントで、顧客とやりとりがあります。これらのコンタクトポイントで、ECサイトの特色を出していくことがリピーター育成に大事です。

コンタクトポイントで必要なカスタマイズは、

  1. カートでCVRを高める文言の追加
  2. 注文時の文言カスタマイズ
  3. 受注メールの文面カスタマイズ

などです。

例えば、受注確認メールはただのテキストメールよりも、デザインの凝ったHTMLメールの方がブランドイメージが高くなりますし、ログインしないでも受注・発送ステータスがわかるページがあると、ユーザービリティが上がります。

こうした細かいところをカスタマイズ出来るかもしっかりチェックしましょう。

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